スクールIEで英語が好きになる?個別指導の特徴と選び方を教育アドバイザーが解説

英語が苦手になるきっかけは、たいてい小さなつまずきです。be動詞と一般動詞の区別があいまいなまま進み、気づけば授業についていけなくなる。そんな相談を、教育アドバイザーとして何度も受けてきました。この記事では、個別指導塾のスクールIEを英語学習の視点から整理します。

スクールIEは英語学習の味方になる個別指導塾

スクールIEは、一人ひとりに合わせた授業を行う個別指導塾です。まずは運営会社や対象学年、授業の形といった基本情報を押さえましょう。ここを知っておくと、英語の学習計画も立てやすくなります。

やる気スイッチグループが運営する個別指導塾

スクールIEは、やる気スイッチグループが展開する個別指導塾です。名前のとおり、生徒のやる気を引き出すことを大切にしています。英語は積み重ねの教科なので、気持ちが切れると一気に差が開きます。勉強の中身より先に「やってみよう」と思える状態をつくる考え方は、英語と相性がよいと感じます。

塾情報サイトのコエテコ塾さがしでも、診断テストで性格とやる気を分析して指導法を提案する点が特徴として紹介されています。教室ごとに雰囲気や運営は少しずつ違うので、通える範囲の教室を実際に見ておくと安心です。

小学生から高校生まで通える授業形式

対象は小学生から高校生までです。授業は1対1または1対2の個別指導で、講師と生徒の距離が近いのが持ち味です。英語は、声に出して読む、質問する、間違いをその場で直してもらうといった場面が多い教科です。集団授業だと手を挙げにくい子でも、個別なら声を出しやすくなります。基本の情報は次の表にまとめました。

項目内容
対象学年小学生から高校生
授業形式個別指導(1対1・1対2)
担当講師完全担任制
主な目的定期テスト、受験、学校の補習

授業形式や開講科目は教室によって異なる場合があります。英語の指導を希望するときは、通いたい教室に直接確認してください。

完全担任制で得られる安心感

完全担任制とは、毎回同じ講師が担当する仕組みです。英語の学習では、この「毎回同じ先生」がかなり効きます。理由は次の三つです。

  • 発音やスペルのクセを覚えてもらえる
  • 前回の続きからすぐ授業を始められる
  • 相談する相手がはっきりしている

英語は「どこまで分かっているか」を先生が把握しているほど、無駄が減ります。毎回違う講師だと、同じ説明を何度も聞くことになりがちです。担任制なら、生徒の理解度に合わせて説明の深さを変えてもらえます。

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診断テストで英語のつまずきを見つける

スクールIEの特徴として知られているのが、入塾時に受ける二種類の診断テストです。英語のどこでつまずいているのか、どんな教え方が合うのかを、感覚ではなくデータで確認できます。

個性診断テストETSでやる気のタイプを知る

ETSは、入塾時に行う個性診断テストです。コエテコ塾さがしによると、200問以上の質問で学習習慣や生活習慣、性格の傾向まで分析するとされています。この結果をもとに、合う指導法や講師を選ぶ流れです。

英語に置き換えると、コツコツ暗記が得意な子には単語帳を使った進め方、会話や音読で乗るタイプの子には声を出す時間を増やす進め方、といった具合に変わります。同じ英語でも、やる気の入り方は人によって違います。そこを最初に見てもらえるのは心強い点です。

学力診断テストPCSで苦手を見える化

PCSは学力診断テストで、単元ごとの系統図に沿って学力を細かく分析します。英語は前の単元が土台になって次の単元が成り立つので、系統図で確認する方法とよく合います。

たとえば「三単現のsが抜ける」という悩みは、実は一般動詞の基本があやふやなことが原因だった、というケースがよくあります。点数が低い単元だけを見ても、原因にたどり着けません。さかのぼって「どこから分からなくなったか」を探せることが、このテストの価値です。

診断結果を英語の学習計画に生かすコツ

診断結果は、受けて終わりにしないことが大切です。面談で結果を一緒に見ながら、次の三点を担当講師と確認しておきましょう。

  • 最初に戻って復習する単元はどこか
  • 一週間にどれくらい家庭学習の時間を取れるか
  • 次の定期テストまでに何を終わらせるか

たとえば中学2年生で現在完了が苦手なら、中学1年の過去形まで戻る判断も必要です。遠回りに見えて、結果的にはこれが近道になります。目標を小さく区切ると、できた実感が積み上がり、英語を続ける力になります。

単元別に考える英語の進め方

英語の勉強法は、学年と単元によって変わります。ここでは中学英語から大学受験まで、スクールIEの個別指導をどう使うかを具体的に考えます。

中学1年生のbe動詞と一般動詞をそろえる

中学英語で最初の関門になるのが、be動詞と一般動詞の使い分けです。「I am like」のような誤りは、この単元を飛ばすと起こります。個別指導なら、何度も短い文を作って確認してもらえるので、あいまいな部分を早めに直せます。続けて、三単現のs、疑問文、否定文へと進みます。以下は単元ごとの代表的なつまずきの目安です。

学年単元よくあるつまずき
中学1年be動詞と一般動詞二つを同じ文に入れてしまう
中学2年過去形、不定詞不規則動詞の形が覚えきれない
中学3年現在完了、関係代名詞文の組み立てが長くなり混乱する

表のとおり、つまずきは学年が上がるほど複雑になります。早い段階で土台を固めておくと、後の単元が楽になります。

中学2年・3年の不定詞と現在完了を乗り切る

中学2年から3年にかけては、不定詞や現在完了、関係代名詞など、文法の山が続きます。「to+動詞」が名詞のように働くのか、目的を表すのか。この見分けは、文の意味を考えながら練習しないと身につきません。担任の講師が毎回の答案を見て、間違えた理由まで説明してくれる環境は、この時期にとても助かります。

高校受験を控える中学3年生は、定期テスト対策と並行して長文読解にも取り組みたいところです。苦手な文法が残っていると長文の途中で止まるので、早めに診断テストで穴を探しておきましょう。

高校英語と大学受験につなげる

高校生になると、語彙と文法、長文のすべてが一気に重くなります。コエテコ塾さがしに掲載されているスクールIEの合格実績には、早稲田大学、同志社大学、横浜市立大学などの名前が並びます。これらの大学を目指す場合、英語は配点が大きく、長文を速く正確に読む力が求められます。

そのために、高校1年の段階で文型や時制を固め、2年で語法と読解、3年で過去問演習へと進める流れが基本です。英検に挑戦して英語力の目安を持つ方法もあります。ただし合格実績は一部の教室や年度の情報であり、すべての生徒に当てはまるわけではありません。

通い始める前に確認したいこと

よい塾でも、合わなければ続きません。入塾前にチェックしておきたい点と、英語学習を楽しく続けるための考え方をまとめます。

体験授業と面談で見るポイント

まず、体験授業や面談の機会があれば必ず利用してください。英語の授業では、次の点に注目すると教室の雰囲気がつかめます。

  • 講師が生徒の発音や答えを丁寧に聞いているか
  • 質問したときに、答えだけでなく理由も説明してくれるか
  • 学習の進め方を保護者にも分かりやすく伝えているか

講師との相性は、授業の満足度に直結します。完全担任制だからこそ、最初の印象は大切にしてください。不安があれば、遠慮なく面談で伝えましょう。

料金や通う回数は教室ごとに確認する

スクールIEは全国に教室があり、料金や授業回数は教室や学年、コースによって異なります。そのため、この記事で金額を示すことは控えます。見積もりを取るときは、授業料のほかに入会金、教材費、季節講習の費用が含まれているかも確認してください。英語だけを週1回通うのか、数学と合わせて通うのかによっても総額が変わります。複数の教室や他の塾と条件を並べて比べると、納得して選べます。

英語学習を楽しく続けるための考え方

塾に通うだけで英語が伸びるわけではありません。授業と家庭学習をつなげることが、いちばん効果的です。続けやすくする工夫を挙げます。

  • 1日10分でも毎日英語に触れる
  • 好きな洋楽や映画の英語を一つだけ覚える
  • 授業で間違えた文を、ノートに自分の言葉で書き直す

どれも小さな習慣ですが、続けることで英語が身近になります。完璧を目指さず、できたことを数えてみてください。講師にも「ここができるようになった」と報告すると、次の授業が楽しみになります。

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